マルチポート弁
专利摘要:
弁(10)は、内燃機関の排気ブリーシングシステム(12)に使用することが可能であり、本体(60)、仕切り(62)、及びプレート(66)を含むことが可能である。本体(60)は、第1の内面(76)を有する第1のポート(70)を画定することが可能であり、同様に、第2の内面(84)を有する第2のポート(82)を画定することが可能である。仕切り(62)は、本体(60)内に配置することが可能であり、第1のポート(70)と第2のポート(82)とを少なくとも部分的に互いに分離することが可能であり、また開口部(104)を画定することが可能である。プレート(66)は、開口部(104)に対しまた第1及び第2の内面(76、84)に対し着座しかつシールするように寸法決めすることが可能である。プレート(66)は、所定の要因に応じて、第1の位置と第2の位置との間で回転し得る。 公开号:JP2011516773A 申请号:JP2011501891 申请日:2009-03-12 公开日:2011-05-26 发明作者:トッド・アール・ピーターソン 申请人:ボーグワーナー・インコーポレーテッド; IPC主号:F02M25-07
专利说明:
[0001] 本出願は、2008年3月31日に出願された米国仮特許出願第61/040,803号の利益を主張する。] [0002] 本開示が一般に関係する分野は、内燃機関の排気ブリーシングシステムの流体流れを調整する弁を含む製品を含む。] 背景技術 [0003] 内燃機関は、とりわけ、排出物を減少させかつエンジン効率を高めるために、排気ブリーシングシステムを備えていることが多い。このようなシステムは、1つ以上の冷却器、ターボ過給機、及び他の構成要素を有する排気ガス再循環(EGR)アセンブリを含むことが可能である。排気ブリーシングシステム構成要素の間の流体流れを調整するために、弁及び通路がシステム全体にわたって共通に配置される。] 課題を解決するための手段 [0004] 本発明の一実施形態は、内燃機関の排気ブリーシングシステムに使用可能な弁を備える製品を含む。弁は、本体、仕切り、及びプレートを含んでもよい。本体は、第1の内面を有する第1のポートを画定することが可能であり、同様に、第2の内面を有する第2のポートを画定することが可能である。仕切りは、本体内に配置してもよく、第1のポートを第2のポートから少なくとも部分的に分離してもよい。仕切りはまた、開口部を画定してもよい。プレートは、開口部内に着座するように、また第1及び第2の内面に対し着座するように寸法合わせしてもよい。プレートは、エンジン排気ガス及び他の流体が排気ガス再循環(EGR)冷却器に流れ、流体が同時にEGR冷却器から排気ブリーシングシステム構成要素に流れる第1の位置の間で選択的に回転させることが可能である。プレートはまた、流体が排気ブリーシングシステム構成要素に流れる第2の位置に回転する。] [0005] 本発明の一実施形態は、本体、仕切り、及びプレートを備える弁を備える製品を含む。本体は、第1の内面を有しかつ第1の入口から第1の出口に延在する第1のポートを画定することが可能である。本体はまた、第2の内面を有しかつ第2の入口から第2の出口に延在する第2のポートを画定することが可能である。仕切りは、第1のポートを第2のポートから分離するように、第1のポートと第2のポートとの間に配置してもよい。仕切りはまた、開口部を画定してもよい。プレートは、開口部内に着座するように寸法合わせしてもよい。プレートはまた、第1及び第2の内面に対し着座するように寸法合わせしてもよい。プレートは、エンジン排気ガス及び他の流体が第1の入口から、第1のポートを通って、第1の出口に流れ、同時に、流体が第2の入口から、第2のポートを通って、第2の出口に流れる第1の位置に選択的に回転させることが可能である。プレートはまた、流体が第1の入口から、第1のポートの部分を通って、開口部の部分を通って、第2のポートの部分を通って、第2の出口に流れる第2の位置に選択的に回転させることが可能である。] [0006] 本発明の一実施形態は、内燃機関の排気ブリーシングシステムを備える製品及び方法を含み、排気ブリーシングシステムは、排気通路、弁、及びそれ自体がEGR冷却器を含んでもよい排気ガス再循環(EGR)アセンブリを含むことが可能である。弁は、本体、仕切り、及びプレートを含んでもよい。本体は、第1の内面を有する第1のポートを画定することが可能であり、第2の内面を有する第2のポートを画定することが可能である。仕切りは、第1のポートを第2のポートから少なくとも部分的に分離してもよく、また仕切りは開口部を画定してもよい。プレートは、開口部をシールするように、また第1及び第2の内面の両方に対し部分的に着座するように寸法合わせしてもよい。プレートは、エンジン排気ガス及び他の流体が排気通路とEGR冷却器との間に流れ、同時に、流体がEGR冷却器とEGRアセンブリの他の構成要素との間に流れる第1の位置に回転させることが可能である。またプレートは、流体が排気通路とEGRアセンブリの構成要素との間に流れる第2の位置に回転させることが可能である。] [0007] 本発明の他の例示的な実施形態は、以下に提供する詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明及び特定の実施例は、本発明の例示的な実施態様を開示しているが、説明目的のみのために意図されるに過ぎず、本発明の範囲を限定するようには意図されないことを理解すべきである。] [0008] 本発明の例示的な実施形態は、詳細な説明及び添付図面からより完全に理解されるであろう。] 図面の簡単な説明 [0009] 内燃機関の排気ブリーシングシステムの実施形態の概略図である。 図1の排気ブリーシングシステムに使用可能な弁の実施形態の斜視及び部分分解図である。 第1の位置のプレートを示す図2の弁の断面図である。 第2の位置のプレートを示す図2の弁の断面図である。] 図1 図2 実施例 [0010] 1つ又は複数の実施形態の次の説明は、本質的に単に例示的なものに過ぎず、本発明、その適用、又は用途を限定するようには決して意図されない。] [0011] 次に図1〜図4を参照すると、本発明の実施形態は、内燃機関の排気ブリーシングシステム12に取り付けることが可能な弁10であり得る製品を含み、弁は、排気ガス再循環(EGR)アセンブリに備えることが可能である。図1に示した位置の例では、弁10は、EGR冷却器を通って又はその周りに流体流れを導くことが可能である。言い換えれば、弁10は、例えば、関連の内燃機関16が低温であるとき(例えば、始動時)、あるいは内燃機関に供給された空気・燃料混合気の温度を上昇させ、内燃機関から吐き出されたガスの温度を上昇させ、あるいは両方の温度を上昇させることが望ましいとき、流体がEGR冷却器を迂回することを可能にする。弁10は、流体流れの効率を損なうことなくコンパクトな寸法を有するように設計することが可能である。一実施形態において、弁10は、動作するために45°の回転よりも大きい必要はなく、これにより、関連のアクチュエータ18の正確なタイプ、必要なトルク等に関してアクチュエータ18のより柔軟な選択が可能である。弁の設計により、同様に、関連のEGR冷却器の正確なタイプ等に関してより柔軟な選択が可能である。] 図1 図2 図3 図4 [0012] 図1を参照すると、内燃機関16は、燃料を燃焼して、排気ガスの形態の流体を内燃機関の排気ブリーシングシステム12に吐出する。内燃機関16は、火花点火エンジン又はディーゼルエンジンでもよい。図示した例は、異なる配置を有する異なるタイプ及び異なる数のシリンダ(例えば、直列式、V型、V−6、V−8等)のディーゼルエンジンであり得る。図示していないが、典型的なディーゼルエンジンは、他の構成要素では、クランクシャフトアセンブリを収納しかつ支持するためのクランクケースと、エンジンオイルを収集するためにクランクケースの下に取り付けられたオイルパンとを含む。シリンダーブロック20は、クランクケースの頂部に取り付けることが可能であり、複数のピストン孔又はシリンダを画定することが可能である。排気マニホールド22は、エンジンから内燃機関の排気ブリーシングシステム12に吐き出された排気ガスのような流体流れを導くために内燃機関16の排気側に備えてもよい。吸気マニホールド24は、空気又は空気・燃料混合気をエンジンに導いて、供給するために、内燃機関16の反対側又は吸気側に備えてもよい。] 図1 [0013] 内燃機関の排気ブリーシングシステム12は、エンジンから放出された流体流れを管理するために、またある場合には、排気ガスを減少させてエンジン効率を高めるために、内燃機関16に使用することが可能である。内燃機関の排気ブリーシングシステム12は、様々な構成で使用可能であり、様々な排気ブリーシングシステム構成要素を有することが可能である。図1に示された例は、排気通路26、高圧排気ガス再循環(EGR)アセンブリ28、ターボ過給機30、及び低圧EGRアセンブリ32を含んでもよい。] 図1 [0014] EGRアセンブリ28は、測定した量のエンジン排気ガスを吸気マニホールド24内に再循環させて導き戻すことが可能である。状況に応じてこれにより、内燃機関16内の燃焼温度を低下させるか又は上昇させることができる。そうするために、EGRアセンブリ28は、排気マニホールド22と吸気マニホールド24とを連通させる。EGRアセンブリ28は、様々な配置で使用可能であり、様々な構成要素を有することが可能である。図示した例は、EGR冷却器34、排気マニホールド22と吸気マニホールド24との間の流体流れを許容するEGR通路36、及びEGR弁38を含んでもよい。EGR冷却器34は、それを通って流れるエンジン排気ガス及び他の流体の温度を低下させる熱交換器である。EGR冷却器34は、弁10と連通可能であり、弁10の下流側に配置してもよい。一実施形態において、EGR冷却器34は、U字形管を有するタイプでもよく、他の実施形態では、EGR冷却器34は直列式タイプでもよい。EGR弁38は、排気通路26から吸気マニホールド24に戻るエンジン排気ガス流体流れを調整しかつ計時する。EGR弁38は、弁10の下流側に、また図示したようにEGR冷却器34の下流側に配置してもよく、あるいは他の実施形態では、弁10の上流側に配置してもよい。] [0015] 一実施形態において、ターボ過給機30を設けることが可能であり、また追加の空気量又は空気・燃料混合気を内燃機関16内に強制して、エンジン性能の向上を補助するために、エンジン排気ガスの流体流れによってターボ過給機30を駆動してもよい。ターボ過給機30は、排気マニホールド22の下流側に配置してもよい。ターボ過給機30は、固定形状のターボ過給機、可変形状のターボ過給機、1段階ターボ過給機、2段階ターボ過給機等を含む様々なタイプに使用してもよい。ターボ過給機30の一例は、エンジン排気ガス流体流れによって直接駆動されかつ共通のシャフト44を通して次にコンプレッサ42を駆動するタービン40を含んでもよい。コンプレッサ42は、最終的に吸気マニホールド24に入る空気を圧縮する。] [0016] なお図1を参照すると、またある点で高圧EGRアセンブリ28と同様に、一実施形態において、低圧EGRアセンブリ32(仮想線で図示)を設けてもよく、低圧EGRアセンブリ32は、測定した量のエンジン排気ガスを吸気側に、最終的に吸気マニホールド24に再循環させて導き戻すことが可能である。配置に応じて、内燃機関の排気ブリーシングシステム12は、高圧EGRアセンブリ28のみ、低圧EGRアセンブリ32のみを含むことが可能であるか、あるいは両方とも含むことが可能である。EGRアセンブリ32は、ターボ過給機30の下流側に配置してもよく、EGRアセンブリ32は、内燃機関16の吸気側と排気側との間に延在し、吸気側と排気側とを連通させることが可能である。既述したようなEGRアセンブリ28と同様に、EGRアセンブリ32は、EGR冷却器46、EGR通路48、及びEGR弁50を含んでもよい。] 図1 [0017] 内燃機関の排気ブリーシングシステム12はまた、内燃機関16から流出するエンジン排気ガスからディーゼル粒子状物質を取り除くディーゼル微粒子フィルタ(DPF)52を含むことが可能である。DPF52は、ターボ過給機30の下流側にまたEGRアセンブリ32の上流側に配置してもよい。チャージ空気冷却器54は、内燃機関16の吸気側のコンプレッサ42の下流側に配置してもよい。チャージ空気冷却器54は、コンプレッサ42を出る空気の温度を低下させ、したがって、空気密度を高めることが可能である。インテークスロットル弁56は、内燃機関16の吸気側のチャージ空気冷却器54の下流側に配置してもよい。スロットル弁56は、内燃機関16に入る空気又は空気・燃料混合気の流れを調整することが可能である。] [0018] 図2〜図4は、内燃機関の排気ブリーシングシステム12に使用可能な弁10の一実施形態の異なる図面を示しており、弁10は、EGRアセンブリ28の構成要素、EGRアセンブリ32、又は両方でもよいか、あるいは内燃機関の排気ブリーシングシステムのどこかに利用可能である。EGRアセンブリ28を一例とすると、弁10は、EGRアセンブリ28内の及びEGR冷却器34へのエンジン排気ガスの流体流れを制御しかつ調整することが可能である。すなわち、弁10は、EGR冷却器34へのまたそこからの流体流れを選択的に許容(開放)するか、あるいはEGR冷却器34へのまたそこからの流体流れを妨げることが可能である。妨げられると、エンジン排気ガスの流体流れは、方向転換されるか、さもなければEGR通路36を通ってEGR冷却器34を迂回する。この点で、弁10は、EGRアセンブリの冷却器バイパス弁を構成することが可能である。いくつかの内燃機関の排気ブリーシングシステム12では、例えば、再循環された冷却されたエンジン排気エミッションの使用により、内燃機関16がその最適な燃焼温度に達することが遅らされるか又は妨げられるとき、あるいは内燃機関の温度が例えば始動時に低いとき、特定のEGR冷却器を迂回することが望ましいかもしれない。図1を参照すると、図示した実施形態では、弁10は、排気マニホールド22の下流側に配置してもよく、また排気通路26と連通してもよく、排気通路26の下流側に配置してもよい。弁10はまた、EGR冷却器34の上流側に配置してもよく、またEGR冷却器34と連通してもよく、EGR冷却器34に直接連結してもよいか、あるいは冷却器34に直接接続してもよい。他の実施形態において、弁10は、排気通路26の下流側と対照的に、内燃機関16に直接取り付けてもよい。] 図1 図2 図3 図4 [0019] 再び図2〜図4を参照すると、弁10は、本体60、本体内に配置された仕切り62、回転可能なロッド64、ロッドと共に回転することができるプレート66、及び弁を作動させるアクチュエータ18を含むことが可能である。本体60は、弁10の他の構成要素を収納しかつ支持し、弁の全体にわたって流体流通路を形成することが可能であり、場合に応じて、弁を排気ブリーシングシステム構成要素又は内燃機関16に接続することが可能である。本体60は、一体構造でもよく、あるいはその後に組み立てられる別個の部片から製造してもよい。本体60は、例えば、エンジン排気ガスを通さない材料から構成することが可能であり、適切な材料は、ダクタイル鉄、高ケイ素鉄、ステンレス鋼のような鋼合金、セラミック、高温プラスチック等を含んでもよい。本体60の正確な寸法は、異なる内燃機関の排気ブリーシングシステムの間で変更可能であり、関連の内燃機関の寸法とタイプ、及び弁を通した所望の流体流れに関係し得るが、それらに限定されない。本体60は、流体流れを通過させることができる第1のポート70を画定し得る。図3と図4に示した実施形態では、第1のポート70は、その中に約90°の曲がりを有し、ほぼ円形の断面を有する第1の部分72を有し、またほぼ半円の断面を有し得る第2の部分74を有する。第1のポート70は、第1の内面76によって部分的に境界付けられることが可能であり、第1のポートは、一方の端部において第1の入口78から、他の端部において第1の出口80に延在する。] 図2 図3 図4 [0020] 本体60はまた、流体流れを通過させることができる第2のポート82を画定し得る。この点で、弁10は、マルチポート弁を構成することが可能である。第2のポート82は、本体60内の第1のポート70に隣接して配置してもよい。第2のポート82は、ほぼ直線の方向に延在することが可能であるか、さもなければ向きを変えず、またほぼ半円の断面を有し得る。第2のポート82は、第2の内面84によって部分的に境界付けられることが可能であり、また一方の端部において第2の入口86から、他の端部において第2の出口88に延在することが可能である。本体60は、とりわけ、特定のフランジにおける本体を強化し、本体を特定の排気ブリーシングシステム構成要素等に接続するように設計し得る複数のフランジを形成することが可能である。例えば、第1のフランジ90は、第1の入口78の周りに形成してもよく、本体60を排気ブリーシングシステム構成要素に締結するための1つ以上の穴96(1つのみを図示)を有し得る。第2のフランジ92は、第1の出口80及び第2の入口86の両方の周りに形成してもよく、本体60を排気ブリーシングシステム構成要素に締結するための1つ以上の穴98を有し得る。また、第3のフランジ94は、第2の出口88の周りに形成してもよく、本体60を排気ブリーシングシステム構成要素に締結するための1つ以上の穴100を有し得る。] [0021] 図2〜図4を参照すると、仕切り62は、さもなければ分割されていない本体60の内部構造を分割する壁部であり得、第1のポート70と第2のポート82とを分離する共有の壁部であり得る。仕切り62は、図示したように本体内で画定されたスロット102に圧入嵌めされる本体60とは別個の部片でもよく、さもなければ本体に保持されてもよく、他の実施形態では、仕切り62は本体60と一体成形して形成し得る。仕切り62は、第2の出口88から一方の端部において流体流れの方向に(軸方向に)、他の端部において第1の出口80及び第2の入口86に延在することが可能であり、また内面の一方の側から、内面の他の側に半径方向に延在することが可能である。仕切り62は、第2の部分74が、一般に、第2のポート82と同一の形状及び寸法を有するように、第1のポート70と第2のポート82とを分離することが可能である。開口部104は、仕切り62を通して完全に画定されてもよい。開口部104は、仕切り62によって完全に境界付けられてもよく、図示したような卵形形状、又は他の形状を有し得る。周辺リム106は、開口部104の周囲の周りに形成することが可能であり、開口部104の中心に対し半径方向内側に突出する斜めの又はさもなければ尖鋭の表面を有することが可能である。] 図2 図3 図4 [0022] ロッド64は、操作されるとき、それ自体の中心軸を中心に、開口部104に対し回転することが可能である。ロッド64は、図示したような円筒形状を有してもよく、本体60によって、仕切り62によって支承され、あるいは本体60と仕切り62の両方によって部分的に支承されてもよい。ロッド64は、本体60の一方の側から他方の側に延在することが可能であり、開口部104にわたって延在することが可能である。一実施形態において、ロッド64は、1つは中実及び1つは中空の1対の同心のロッドを含んでもよく、使用時、ロッドの一方は、他方のロッドが静止したままである間に回転することが可能である。] [0023] プレート66は、ロッド64に取り付けることが可能であり、所望のように、弁10内の流体流れを偏向させるためにロッドと共に回転することが可能である。いくつかの実施形態では、プレート66及びロッド64は、一体でもよく、他の実施形態では、プレート66は、ロッド64に取り付けられる別個の部片でもよい。プレート66は、開口部104の寸法と形状に合うための寸法と形状であることができ、この場合、プレートは相補的な卵形形状を有する。プレート66は、均一な厚さを有するほぼ平坦な本体を有することが可能である。プレート66は、その本体から半径方向外側に突出する周辺リム108を形成してもよく、一点に達する1対の傾斜表面を構成することが可能である。周辺リム108は、当接時、各々のリムの傾斜表面が互いに噛合し、互いにシールし、また互いに停止されるという意味において、開口部104の周辺リム106に対し相補的であり得る。一実施形態において、プレート66は、バランスされた面積分布を有することが可能であり、言い換えれば、プレート66は、ロッド64の一方の側の第1の面積67を画定することが可能であり、またロッドの反対側の第2の面積69を画定することが可能であり、第2の面積の値は第1の面積にほぼ等しく、これによって、ロッドを回転するために必要なトルクを低減する。] [0024] 図2を参照すると、アクチュエータ18は、所望のように弁10内の流体流れを偏向させるために、ロッド64及びプレート66を選択的に作動させる(この場合、回転させる)。アクチュエータ18は、電気モータ又はソレノイドのような電気機械式、空気圧によって制御される空気圧式、あるいはオイル又は水のような液体の圧力によって制御される油圧式を含む様々なタイプでもよい。一実施形態において、アクチュエータ18は、機械式リンク機構を通してロッド64に動作可能に接続される図示したような本体60の外側に配置してもよく、あるいは本体60の内部に配置するか、さもなければ本体60に一体化してもよい。アクチュエータ18は、フィードバック制御を使用する閉ループ又は開ループ制御システムを通して関連の車両電子制御ユニット(ECU)(図示せず)によって制御される単一のアクチュエータでもよい。一実施形態において、アクチュエータ18は二重の機能のために使用可能であり、例えば、アクチュエータ18は、弁10とEGR弁38とを同時に作動させるために使用し得る。アクチュエータ18が二重の機能性を有するかどうかは、とりわけ、異なる弁が必要とする順序に左右され得る。] 図2 [0025] 使用時、アクチュエータ18は弁10を作動させて、プレート66を第1の位置、又は冷却器モードと、第2の位置、又はバイパスモードとの間で回転させる。アクチュエータ18はまた、プレート66を第1の位置と第2の位置との間の任意の範囲に回転させることが可能である。図3に示した第1の位置では、プレート66は、仕切り62の開口部104に対し着座し、開口部の周りで完全にシールされる。この場合、エンジン排気ガス及び他の流体は、排気通路26のような第1の排気ブリーシングシステム構成要素から、第1の入口78を通って、第1のポート70内に流れる。流体流れは、第1の部分72から第1のポート70の第2の部分74にプレート66によって偏向される。次に、流体は、第1の出口80から、本例では、EGR冷却器34内に流れる。流体は、同時に、EGR冷却器34から、第2の入口86を通って、第2のポート82内に流れる。流体は、第2の出口88から、EGR通過36又はEGR弁38のような第2の排気ブリーシングシステム構成要素に流れ続ける。] 図3 [0026] 図4に示した第2の位置では、アクチュエータ18は、プレートが第1の内面76及び第2の内面84の両方に対し部分的に着座し、かつそれら両方と部分的にシールするように、プレート66を時計回り方向に回転させる。プレート66は、エンジン排気ガス及び他の流体が、EGR冷却器34に又はそこから流れず、したがって、排気ガス内に存在する汚染が第2の位置のEGR冷却器に達しないように着座する。その代わりに、流体は、第1の排気ブリーシングシステム構成要素から、第1の入口78を通って、第1のポート70の第1の部分72内に流れる。そこから、プレート66は、仕切り62の開口部104の部分を通って、第2のポート82の部分を通って、第2の出口88の外に偏向させる。次に、流れは、第2の排気ブリーシングシステム構成要素に続く。] 図4 [0027] 第1の位置から第2の位置に、またその逆に、アクチュエータ18は、一実施形態において約45°、他の実施形態において45°未満の合計回転角度Θでプレート66を回転又は回動させる。回転Θのこのような比較的小さな角度は、弁10に使用されるアクチュエータタイプの柔軟な選択を許容する。] [0028] 他の実施形態において、弁10は、必ずしも内燃機関の排気ブリーシングシステム12の部分ではない構成要素に備えることが可能であり、すなわち、弁は他の用途を有し得る。同様に、内燃機関の排気ブリーシングシステム12では、また他の用途では、流体流れの方向は、図示しかつ記載した方向と反対であり得る。] [0029] 本発明の実施形態の上述の説明は、本質的に例示的なものに過ぎず、したがって、本発明の別形態は、本発明の精神と範囲からの逸脱と見なすべきでない。]
权利要求:
請求項1 内燃機関の排気ブリーシングシステム(12)に使用するための弁(10)を備える製品であって、弁(10)が、第1の内面(76)を有する第1のポート(70)を画定し、かつ第2の内面(84)を有する第2のポート(82)を画定する本体(60)と、本体(60)内に配置されかつ第1のポート(70)と第2のポート(82)とを少なくとも部分的に分離する仕切り(62)であって、開口部(104)を画定する仕切り(62)と、開口部(104)内に着座しかつ第1及び第2の内面(76、84)に対し着座するように寸法決めされるプレート(66)であって、流体が排気ガス再循環(EGR)冷却器(34、46)に流れかつ流体がEGR冷却器(34、46)から排気ブリーシングシステム構成要素に流れる第1の位置と、流体が排気ブリーシングシステム構成要素に流れる第2の位置との間で選択的に回転するプレート(66)と、を備える、製品。 請求項2 弁(10)が本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)をさらに備え、また前記製品が、第1の位置と第2の位置との間でプレート(66)を選択的に回転させるためにロッド(64)に動作可能に接続されるアクチュエータ(18)をさらに備える、請求項1に記載の製品。 請求項3 第1のポート(70)が第1の入口(78)から第1の出口(80)に延在し、また第2のポート(82)が第2の入口(86)から第2の出口(88)に延在する、請求項1に記載の製品。 請求項4 プレート(66)が第1の位置にあるとき、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)を通って、第1の出口(80)に、およびEGR冷却器(34、46)に流れ、かつ、流体が第2の入口(86)から、およびEGR冷却器(34、46)から、第2のポート(82)を通って、第2の出口(88)に流れる、請求項3に記載の製品。 請求項5 プレート(66)が第2の位置にあるとき、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)の部分を通って、開口部(104)の部分を通って、第2のポート(82)の部分を通って、第2の出口(88)に流れ、EGR冷却器(34、46)を迂回しかつ第1の出口(80)への、および第2の入口(86)への流体流れを妨げる、請求項4に記載の製品。 請求項6 弁(10)が本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)をさらに備え、またプレート(66)が、ロッド(64)の一方の側の第1の面積(67)を画定し、ロッド(64)の反対側の第2の面積(69)を画定し、第1の面積及び第2の面積がほぼ同一の値を有する、請求項1に記載の製品。 請求項7 プレート(66)が第1の位置にあるとき、プレート(66)が開口部(104)の周辺リム(106)に対し着座し、またプレート(66)が第2の位置にあるとき、プレート(66)が第1の内面(76)に対し部分的に、かつ第2の内面(84)に対し部分的に着座する、請求項1に記載の製品。 請求項8 プレート(66)が、第1の位置から第2の位置へ45°以下の合計回転角度で回動する、請求項1に記載の製品。 請求項9 第1の内面(76)を有する第1のポート(70)を画定しかつ第1の入口(78)から第1の出口(80)に延在する本体(60)であって、第2の内面(84)を有しかつ第2の入口(86)から第2の出口(88)に延在する第2のポート(82)を画定する本体(60)と、第1のポート(70)と第2のポート(82)とを分離するために、第1のポート(70)と第2のポート(82)との間に配置された仕切り(62)であって、開口部(104)を画定する仕切り(62)と、開口部(104)内に着座するように寸法決めされ、かつ第1及び第2の内面(76、84)に対し着座するように寸法決めされるプレート(66)であって、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)を通って、第1の出口(80)の外に流れ、また流体が第2の入口(86)から、第2のポート(82)を通って、第2の出口(88)の外に流れる第1の位置と、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)の部分を通って、開口部(104)の部分を通って、第2のポート(82)の部分を通って、第2の出口(88)の外に流れる第2の位置との間で選択的に回転するプレート(66)と、を備える弁(10)を備える製品。 請求項10 弁(10)が、開口部(104)にわたって延在しかつ本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)をさらに備え、また前記製品が、第1の位置と第2の位置との間でプレート(66)を選択的に回転させるためにロッド(64)に動作可能に接続されるアクチュエータ(18)をさらに備える、請求項9に記載の製品。 請求項11 弁(10)が、開口部(104)にわたって延在しかつ本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)をさらに備え、またプレート(66)が、ロッド(64)の一方の側の第1の面積(67)を画定し、ロッド(64)の反対側の第2の面積(69)を画定し、第1の面積及び第2の面積がほぼ同一の値を有する、請求項9に記載の製品。 請求項12 プレート(66)が第1の位置にあるとき、プレート(66)が開口部(104)の周辺リム(106)に対し着座し、またプレート(66)が第2の位置にあるとき、プレート(66)が第1の内面(76)に対し部分的に、かつ第2の内面(84)に対し部分的に着座する、請求項9に記載の製品。 請求項13 プレート(66)が、第1の位置から第2の位置へ45°未満の合計回転角度で回動する、請求項9に記載の製品。 請求項14 排気通路(26)と、排気通路(26)の下流側に配置された弁(10)と、EGR冷却器(34、46)を含む排気ガス再循環(EGR)アセンブリ(28、32)とを備える内燃機関の排気ブリーシングシステム(12)を備える製品であって、弁(10)が、第1の内面(76)を有する第1のポート(70)を画定し、かつ第2の内面(84)を有する第2のポート(82)を画定する本体(60)と、第1のポート(70)と第2のポート(82)とを少なくとも部分的に分離する仕切り(62)であって開口部(104)を画定する仕切り(62)と、開口部(104)をシールしかつ第1及び第2の内面(76、84)に対し着座するように寸法決めされるプレート(66)であって、流体が排気通路(26)とEGR冷却器(34、46)との間に流れかつ流体がEGR冷却器(34、46)とEGRアセンブリ(28、32)の他の構成要素との間に流れる第1の位置と、流体が排気通路(26)とEGRアセンブリ(28、32)の構成要素との間に流れる第2の位置との間で選択的に回転するプレート(66)とを備える、製品。 請求項15 弁(10)が本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)をさらに備え、また前記製品が、第1の位置と第2の位置との間でプレート(66)を選択的に回転させるためにロッド(64)に動作可能に接続されるアクチュエータ(18)をさらに備える、請求項14に記載の製品。 請求項16 第1のポート(70)が第1の入口(78)から第1の出口(80)に延在し、また第2のポート(82)が第2の入口(86)から第2の出口(88)に延在する、請求項14に記載の製品。 請求項17 プレート(66)が第1の位置にあるとき、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)を通って、第1の出口(80)に流れ、かつ、流体が第2の入口(86)から、第2のポート(82)を通って、第2の出口(88)に流れ、またプレート(66)が第2の位置にあるとき、流体が第1の入口(78)から、第1のポート(70)の部分を通って、開口部(104)の部分を通って、第2のポート(82)の部分を通って、第2の出口(88)に流れる、請求項16に記載の製品。 請求項18 本体(60)が、第1の入口(78)の周りに配置される第1のフランジ(90)を形成し、第1の出口(80)及び第2の入口(86)の周りに配置される第2のフランジ(92)を形成し、また第2の出口(88)の周りに配置される第3のフランジ(94)を形成する、請求項16に記載の製品。 請求項19 プレート(66)が第1の位置にあるとき、プレート(66)が開口部(104)の周辺に対し着座し、またプレート(66)が第2の位置にあるとき、プレート(66)が第1の内面(76)に対し部分的に、かつ第2の内面(84)に対し部分的に着座する、請求項14に記載の製品。 請求項20 プレート(66)が、第1の位置から第2の位置へ45°未満の合計回転角度で回動する、請求項14に記載の製品。 請求項21 排気通路(26)と、排気通路(26)の下流側に配置された弁(10)と、EGR冷却器(34、46)を含む排気ガス再循環(EGR)アセンブリ(28、32)とを備える内燃機関の排気ブリーシングシステム(12)を用意するステップと、第1のポート(70)と第2のポート(82)とを画定する本体(60)と、第1のポート(70)と第2のポート(82)とを分離する仕切り(62)であって、開口部(104)を画定する仕切り(62)と、本体(60)によって、仕切り(62)によって、又はそれら両方によって回転可能に支承されるロッド(64)と、ロッド(64)と共に回転可能であり、開口部(104)をシールするように、かつ第1のポート(70)と第2のポート(82)とをシールするように寸法決めされるプレート(66)と、を備える弁(10)を用意するステップと、流体が排気通路(26)からEGR冷却器(34、46)に流れ、かつ流体がEGR冷却器(34、46)からEGRアセンブリ(28、32)の他の構成要素に流れる第1の位置にプレート(66)を回転させるステップと、流体が排気通路(26)からEGRアセンブリ(28、32)の構成要素に流れる第2の位置にプレート(66)を回転させるステップと、を含む方法。
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